たくみの日本縦断  part0

0日目は友達とお茶してショッピングをしてと暫くお別れとなる文明人の休日を過ごした。

本当はこの日の終電らへんで羽田空港に行って仮眠を取ろうと思ってたのだが、調べてみると国際線ターミナルしか泊まれないことが発覚。

泊まるなら 羽田空港 国際線

しっかり覚えておこう。

国際線ターミナルで寝るのもありかと思ったけど、今はお盆真っ只中。自分の寝る場所の確保が難しい気がしたので家から始発でいけるか調べてみると…

始発のみok、一本でも遅れたらoutという感じだった。

準備をして、早めに寝て、3:30に起きよう。そう思ったのだが、こういう時は寝れないのが摂理なのである。

運転してれば眠くなるだろうという謎理論により、グランツーリスモでニュルブルクリング24hコースを5周(1週10分くらい)したらだんだん眠くなってきたので寝る。この時1:30。もはやただの仮眠。

…3:30

セットしてあった音楽がドコドコと鳴り起床。追うようにして親に頼んでおいたモーニングコールもやってくる。

無事始発に乗れて、ここからはトントン拍子

もともとの予定で分かっていたことだが、空港に着く時間が搭乗時間ギリギリだったのでチェックインも保安検査場も優先レーンで通れて、お盆期間にも関わらずスルッと手続きを済ませられた。

ここで後進のために…

工具類は機内持ち込みができないので預け入れ荷物のほうに入れておく。クイックリリースも工具扱いされるので注意。ライトも含め、バッテリーが含まれるものは持ち込みの荷物に入れておく。

これができていれば保安検査場は大体楽に通過できる。

瞬間冷却パックがダメなのは予想外だったけど。

鹿児島までの相棒、ボーイング777-200。細長い胴体、大きなエンジン。飛行機といえばコレって感じする。

羽田空港から1時間45分で鹿児島空港に着いた。

ここから最南端へ行く方法は指宿まで電車で行ってフェリーを予定していたが、台風で欠航すると読み、バスを乗り継ぐことに。

一年半前、春ツアー初日にスマホを落っことしバキバキに割った空港からの下り坂をバスの車内から眺めて懐かしく感じた。

鹿児島空港から南下すること70km、1時間半かけて鹿屋市へ。定食屋に行くも休業日だったのでイオンで適当な弁当を食べた。

鹿屋でバスを乗り継ぎ、最南端最寄りのバス停「大泊」まで1時間半。どうせまた自転車で同じ道を戻ってくるのであまり外の風景を見ないようにした。ここまで来ると乗客もだいぶ少なく、ほんの5時間前まで東京にいたことを忘れてしまう。

バス停に到着し、輪行解除して8km先にある最南端モニュメントを目指す。しかし、ここの区間の登りはとても厳しい。この区間だけで200mアップくらいさせられる。

どうにか登りきり、最南端モニュメントへ。羽田空港から7時間ほどで着いた。ここまではただの旅行。これから3000kmも走る実感なんてない。とりあえず、目先に超大型台風が迫っているので逃げないとなくらいにしか考えていない。そんなふわふわした気分でスタートした…


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