22日目
「ゆきふるさと」のご飯はやっぱり美味しい
【朝食】
また来たい宿だ
【出発の朝】
きょうは留萌の50km弱手前の滝川付近から約100km先の羽幌をゆっくり目指す
もう急がない
ゆりこちゃんがいつの間にかこかわの前にいるけど気にしない
メンタルメンタル。
このまま急がないスタイルだと縦断達成は9/1
もう9月か、早いなぁ
宿も朝9時過ぎにのそのそ出発
北海道の景色に飽き始めながら漕いでいた
留萌の15km手前でお腹が空いたので道端に座ってつぶあんぱんを食べていると、
シューーー!
「ん?」
チャリがこかわの目の前を通りすぎた
しかし何かが引っかかった
「(見覚えあるな)」
そのチャリダーも、
「あれ?」
立ち止まり引き返してくる
そう、その人はあのタクミカヤマだった!
縦断始まって三木をカウントすると2人目の友達との遭遇
誰かと漕ぐのは縦断初!
とりあえず留萌まで一緒に行って昼食
誰かと漕ぐのは縦断初(ここに来て)
たくみはこの後ここ留萌から天塩まで行くとのこと
距離約110km
「一緒に行くならつれてくよ、後ろついてくる?」
んー、迷う
今日は後50kmで終えるか、さらに60kmおかわりするか
どう考えても午後から110kmがキツいし、休憩含めて目標日暮れまでに着く(つまり経過時間5時間くらいで駆け抜ける)とのこと
普通なら「置いていってくれ」って展開になるところだが、
もし今日天塩まで行くと、そこにはゆりこちゃんがおり、Altoも明日宗谷岬に行くらしいので、同日4人ゴールが見えてくる
これはエモい、なかなかにエモい
というか、ひとりでゴールするより絶対楽しい
さらに、8/31ゴールというキリのいいタイミングで終われる(佐多岬を訪れてちょうど3週間でもある)
ただしここで問題がある
たくみについていけるのか問題。
1日でこかわの倍漕ぐ男だ、そのペースは凄まじい(実際たくみに会ってから留萌までの15kmハードだった)
しかしこかわ、4人同時ゴールやら8/31ゴールに惹かれ、ついていくことに
(このブログを書いている9/1、振り替えってみればこの日頑張ってよかったが、その当時のこかわは「めちゃめちゃ辛かった」と語っていた)
昼食を食べ13時に出発
たくみ「14時までに残り100kmがいつもの指標なんだよね」
そういい、出発から25kmくらいノンストップ
まあ、指標は達成したが、こかわはギリギリ
10分くらいやすんでリスタート
今日のゴールだった(過去形)羽幌に15時に着く
それもそう、たくみは向かい風3mくらいのオロロンラインを30km/hで巡航するからね
それについていくこかわ
ずっとぎりぎり
ちょっとでも車間が空くとたくみの風よけ効果がとたんになくなり、平地でちぎられそうになるので必死だった
羽幌で休み、
たくみ「次は41km先の町までノンストップだから」
と言ってくる
こかわ「あぁ、わかったー」
ポーカーフェイスで返答するも、心中は「(マジかよ、足ちぎれそうだよ!?)」
よくよく考えれば、あと2日で縦断終わろうとしてるときに縦断最速のスピードで漕いでるな、何でだっけ?
とか考えていると、41km先の町に着いてしまった
巡航が早いので、「もう着いたんだ」とか思ってしまう
そこから天塩までは20kmもないくらいだったので、もはや着いたようなもの
サッと漕いで到着
セコマで夕飯を食べ、温泉に入って就寝
(あとからたくみに聞いたが、いつこかわがプツンと動けなくなるか心配だったとのこと
それは自分でも心配だった、ほんと)
その夜のこと
なんだか外が騒がしく、ピカピカ光ってる
何かと思ったら、滅茶滅茶ヤバい雷雨に襲われていた
ライダーハウスの床が雷の音で震えていた
他に泊まってた人と「ヤバいっすね」と言いながら、朝にはやんでくれることを祈りつつまた寝た
明日はいよいよゴールだ
疲れすぎて実感ないけど
縦断初じゃんけんでたくみに負けた
130円のコーヒー牛乳
こかわ
おまけ
【オロロンラインでこかわを引っ張るたくみ】