11月13日 鈴鹿エンデューロ

鈴鹿エンデューロに参加してきました!

鈴鹿エンデューロとは毎年鈴鹿サーキットで行われる自転車の耐久レースのことで、今年は新型コロナウイルスの影響で規模を縮小しながらも、約3000人が参加する大イベントとなりました。

僕たちは9チームに分かれて走りました。先頭集団の一角を形成し常人には理解し難いペースで周回を続けるチーム、トップ争いではないものの9分台というそれでも速いペースを保つチーム、タイムを気にせず思いっきり楽しむチームとさまざまでした。各々目標のタイムや順位などを目標に走ったり応援したりする姿はとても格好の良いものでした!

ということで、僕もコースイン。当たり前なのですが、路面がキレイ!凹凸や段差などがなくとてもスムーズに走行することができました。また、鈴鹿サーキットは自然の地形をそのまま活かしたレイアウトとなっているためとても高低差があり(特にスプーンコーナーの出口と最終コーナー)、走ってみるとテレビで見るのとは全く違う景色が広がっており感動とともにとても体力的にきつくもありました!

誰にも共感してもらえないかもしれませんが、「ここがマンセルがクラッシュした場所か〜」や、「ここがライコネンがフィジケラをオーバーテイクしたコーナーだ!」などと考えながら走っていると、もう幸せと興奮でニヤニヤが本当に止まりませんでした。最高ですありがとうございました。

ここで僭越ながら個人的に鈴鹿サーキットについて少し語りたい。鈴鹿サーキットは日本に6個しかないFIA公認のサーキットの内のひとつであり、世界的にも類を見ない8の字サーキットである。高速で横Gがかなり大きくチャレンジングなセクター1、難所のスプーンカーブという複合コーナーをもつセクター2、超高速130Rとビッグブレーキのシケインから成るセクター3の3つのセクターで構成され、F1での平均速度が240km/hを超える高速サーキットである。レッドブル時代にワールドチャンピオンを4回獲得した現アストンマーチンのセバスチャンベッテルが「神様が作ったコース」と称すほど評価は高く、ベルギーのスパフランコルシャンと並んで世界でもトップクラスの評価を受けている。1987年からF1が開催されており、現在ではF1、super formula、スーパーGT、ポルシェカレラカップジャパンなど、最高峰のレースが数多く開催されている。特にF1では数多くのワールドチャンピオンが誕生した。あの有名なミハエルシューマッハもフェラーリ黄金期に何度か鈴鹿でチャンピオンを決めている。要するに「世界最高のコース」と言うことである。数々のドラマがこのコースで生まれており、僕自身も何度も足を運んでこの目で見てきた。2012年の小林可夢偉の日本人3人目の表彰台獲得、2013年グロージャンのロケットスタート、2014年の豪雨、2018年のベッテルのスピンからのごぼう抜きなどは今でも克明に覚えている。そのコースに自分の足で立つ。それもレーサーとして。これ以上の感動はないほど震えた。ピットウォークや西コースウォークなどで歩くのではないのだ。こんな経験はエンデューロでないとするこはできない。生で見る鈴鹿サーキットは全てが圧倒的だった。高低差、表彰台、グランドスタンド、縁石、路面、ピット、パドック、全てである。あの憧れのベッテルやライコネン、アロンソ、ルクレールが実際に走ったコースをそのまま走れるなんて‼︎本当に感動で言葉がでなかった。幸せである。圧倒的幸せ。感動。圧倒的感動。

そして時計の針が16時を指し、ついにファイナルラップ。ファイナルラップだけチーム全員で走ったり、疲れてピットでぐったりしていたり、フィニッシュラインで最後のスプリントを見届けたりとこちらもさまざまでした。みなさんとても満足そうな表情をしていました!

写真撮影のためマスクは外しています

鈴鹿サーキットは毎年F1が開催されている国際レーシングコースであり、世界的にもとても高い評価を受けています。そんな日本が世界に誇る素晴らしいサーキットにレーサーとして足を踏み入れることができ、本当に感動しました!憧れのF1ドライバーになれた気持ちでした。エンデューロは素晴らしい大会です。もちろん来年も参加します!次はもう少し速く走りたいところです!

               浜松部長 窪飛鳥


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


*

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)