2015年度 駅伝大会

灼熱の太陽の下、この季節がやってきた。筋肉にしびれを切らした野郎どもが今か今かと待っていた、そう新入生歓迎駅伝大会である。

会場にはバスで来る者、自転車を駆使して来る者、総勢46人の選手が集まった。開会式が終わりレースが始まる。

“”パンッ””

スタートの合図とともに走り出す2人の戦士。先導であるはずのじゅんぺいを颯爽と抜かしていった。 


スタートして数分、1区の先頭が見えたとたん一同が声を合わせた。

「「神谷さんだ‼︎」」

他の追随を許さない走りで余裕の1位通過。次の瞬間、喜びに浸る我らがまたも歓声を上げた

「「タッキーが来たぞー‼︎」」

爽やかな顔で余裕の3位通過。

この時、誰もが駅伝を楽しむ目から、本気で1位を狙いに行く目に変わった。必然の出来事であった。

2人とも帰ってきたところで2区がスタート。 したたり落ちる汗とともに順調にレースは進みあとは最終区を残すのみとなった。緊張感が漂う中、襷が3人のもとへ渡る。走り出した。

そして歓喜の瞬間が訪れた。 

 

堂々の1位。

優勝インタビューを受ける。 

 

表彰が行われる。

「1位、サイクリング部  光と闇」

自然と歓声と湧く。

「6位、 サイクリング部  ピカピカ1年生ズ」

1年生チームも結果を残した。

我々は駅伝大会を制覇したのである。 

  そして我々サイクリング部の次なる目標が決まった。

“””来年の駅伝大会も制覇する”””

決して簡単なものではないだろう。しかし我々ならやれる。やってみようではないか。

僕たちはまだ走り出したばかりだ。 

 

tsk


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