ついに自転車旅のラストスパート
空港までは11キロ。
大きな段ボールをもっていざ!!
この11キロがこのヨーロッパ旅のなかで1番で困難な道だったかもしれません。
前が見えないし、手がちぎれそうだし、、
自転車道があるのがせめてもの救いでしたが、途中やむをえず車道を通ることに。
そのときには地元の方が声をかけてくださり、車で後ろに付きながらハザードをたいてゆっくりと走ってくれました。
本当に優しい。
ついにスキポール空港へ!
外で一息着いていたら、日本人の女性たちが来て、「こんなところに自転車で日本人が!珍しい!あ、はいアメよかったらどうぞ」とすごくフランクに話しかけてくれました(笑)。オランダの航空会社のCAの方たちらしく、ここまで頑張って段ボールを運んできた甲斐がありました。
この日、空港に先に来たものの、実は旅の予定が意外と早く順調に進んだため、まだヨーロッパは離れずに数日前からふと思い立ったイギリス旅行への準備をしに空港へ来ました。(チャリはここに預けます)
ということで、いままでありがとう!
特にトラブルもなくヨーロッパの大地を進んでくれました。やはり1年のときから乗ってる自分の愛車は格別です。
とりあえず大きな段ボールへ突っ込んで、空港内へ
入り口が回転扉という、かなり難易度の高いトラップがありましたが、周りの人に応援されながら、ミニゲーム感覚でこなしました。
この段ボールや大きなサイドバッグは空港の荷物預かり所に託し、
バックパッカーへ変身。
電車でアムステルダムの中心へ出発しました。
電車の乗り方がいまいち分かりませんでしたが、どうにかなり、
そんな事よりも驚いたのは、至るところでちらっと見てはいたのですが、ヨーロッパでは自転車はこんな都会でも普通に輪行せずにそのまま乗っけてることです。さらに、ホームでビンディングをカチっとはめてトレイン組んで出発しする人も。驚きました。
そんなアムステルダム中央駅の前の道がこちら。
左側の建物が駅です。
自転車持ってくれば良かったとかと思いつつも、歩いてアムステルダムを軽く観光!
水の都であり、かつて世界の中心地だったこともあり、さすがにここは大都市で賑わってました(昨日までのど田舎が嘘のよう)
広場では大道芸が行われてて、あぁ、これが普通に観光で来るヨーロッパだよね。とは思いましたが、どことなく昨日までの大自然の景色や田舎での家族の暮らしが本当のヨーロッパな気はしました。
やはり点と点との旅ではなく、線で繋いでく自転車旅の醍醐味をここに感じます。
ただこの日はなかなか自転車では行きにくいディープなエリアへも。
わかりますか?
自由な街アムステルダム。
を象徴する、レッドライトゾーンです。
もはや観光地になってて、行ったのも夕方だったのでそこまででしたが、まぁ日本ではあり得ない光景でした。
普通に下着の…がそこらへんの窓ごしに…ってかんじです。
通りの写真もありますが過激なのでブログではNGにしときます。
実際、大麻も合法なオランダ。
今までとはまたひと味違ったヨーロッパを旅できました。
そして、この日は夜光バス思い立ちのイギリスへ!
急いで安いやつを予約したので不安でしたが、3500円くらいでアムステルダムからロンドン便でした。
このとき、バスの運転手二人が元気すぎてずっとお菓子食べながら、仲良く爆音で音楽流して歌歌ったり、話したり、たまに席が前の方の僕らに話を振ったり。
日本だったら(お客さんだとしてもうるさくてマナー違反となって)怒られそうですが、個人的には陽気なおじさんたちでこの夜光バスはとても楽しかったです。
ここもやっぱり自由でよいところだなぉと思いました(笑)
自転車は使わないですがまだすこし旅は続きます。
どんなにうるさくてもぐっすり寝れてしまった神谷正紀。