たくみの日本縦断 part 2

…3:30 いやいやながらも起床

体が2泊のホテルのお陰でオフモード。

けど、前に進まなきゃならない…

4:00すぎ、女子唯一の縦断勢のゆりこちゃんもこの時間に出るというのでこの時間に出発。彼女はこれから大分まで北上して四国経由で北を目指すらしい。次会うのはだいぶ先になりそうだ。

というのもこのパートは北海道とは全く逆の方向に向かうものだから。理由は「夏の阿蘇山を見てみたい」「佐賀県に行きたい」の2つ。

憂鬱な気分が占めているなか、ふと後ろを振り返ってみると、こんな景色が…!

これぞ九州の山って感じがして、ポジティブになっていった。

 

アップダウンがかなりあったが7;00に高千穂に到着

高千穂には有名な高千穂峡がある。去年来ているのだがせっかくなのでもう一度いってみたが…

ただの濁流である。

去年行った時は綺麗だったし、まぁね。うん。まぁこういう高千穂峡も珍しいし一興かな

ちなみに写ってるミニオンは餞別で貰ったやつ。9月に縦断する彼の化身みたいなものらしい。

 

高千穂も過ぎ、阿蘇のふもとに入るためにまだまだ上る。高千穂から南阿蘇に入るためには「高森峠」というのがあるが、標高が700mとかもあった。一回通ったが、せいぜい450mとかだろと見込んでいたので、ちょっと誤算。だいぶしんどい。

 

峠の旧道を走っていくといきなり野生の鶏が出てきた。イノシシとかならよく見るが、鶏って…

途中ニワトリ運んでるトラックとすれ違ったのでそういうので落ちて彷徨ってるのかな、と思うとちょっと悲しさが…

そのあとすぐに1年春ツアーの聖地に到着。夏だとこんな感じになるのかとしみじみ思う。

峠を越えると、高森町という町にたどり着く。

その春ツアーではいけなかった高盛町トンネル親水公園に行った。

500mほどのトンネルにイルミネーションがならんでいた。年中17度らしい。寒い。

インスタグラマーにとっては「こういうのでいいんだよ」みたいな写真が沢山撮れた。

 

この親水公園も阿蘇の地下水の湧き水関連なのだが、同じく阿蘇の水関連でもう1つ行きたいとこがあって…

それが、この白川源水。

ここの水は喉になんの引っ掛かりもなくスッと入っていく不思議な水。多分日本で一番おいしい水なんじゃないかな

超おすすめ。マジで。

 

 

そんなんで高森町を一通り観光した後、ある悩みを抱えることに

「阿蘇山を登るか否か…」

ふもとから見える阿蘇山の上にはがっつり雲がかかっているし、このまま熊本に抜ければ楽に終われる…

 

とも思ったのだが「行かずに後悔より行って後悔」だなと思い阿蘇登山をすることに。

 

ふもとから阿蘇山上は10kmで700mほどの登り。早くもふもとでの自分の決断に後悔をしつつもがくこと1時間半。へとへとになりながらも山上へ。

記念に写真を撮ろうとしていたら中国人っぽい観光客が近寄ってきて、なぜか一緒にパシャリ。今となってもなんでこんなことになったのだか。ニーハオ以外の中国語も話せたらいいなと少し思った。

 

阿蘇の火口は規制中で行くことができず、火山灰混じりの強風が吹き荒れ標高1100mの寒さというあまり快適ではない環境だったので、早々に下山することに。

名所、草千里もこんな感じ。霧を見に来てるのかと。

下っている途中に雨が降ってきて、雨の中のダウンヒルに。ここで縦断の前に交換したアルテグラのブレーキが本領を発揮する。

こういう状態でタイヤがロックしたら、ほぼコントロールできなくなって終わるのだが、レバーを握ったときの感覚でどのくらいだったらロックしないか手に取るようにわかる。

 

阿蘇からずーっと下って熊本へ。

途中眠くなったので道の駅で少し仮眠。

熊本ではせっかくだからと熊本ラーメンを食べる。

入るか心配であったけど、意外と入るもんだな。

 

part1で豪雨というか台風の中走ったこともあり、チェーンのオイルが落ちてしまっていたので自転車屋さんでオイルを購入。

ついでに佐賀までの道を親切に教えてもらった。

 

そのおかげか熊本から佐賀までの80kmくらいの道のりを4時間で走りきることができた。海沿いの道を走っているとちょうど夕日が差してきたので写真を撮る。有明海に沈む夕日は、今後そう見ることはなさそう。

 

佐賀につき、風呂に入って、ランドリーを回して終わり

 

いくらホテルで回復しているとはいえ、1日が長い…

 

part2 完


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