たくみの日本縦断 part4

昨日というか前パートで550km漕いだので今日は休息日だ。

とはいっても130kmあるが。まぁ550kmに比べたらかわいいものだろうと思う。

まだまだ続く山陰道のアップダウンが足に響いていく。走ってみるとここまでに走ってきた疲労がたまっていることを実感する。考えてみれば3日前には阿蘇山に上っていたぐらいだしそれもそうか。

 

ただ、なにも目的もなく行程を終わらせるのは悲しいので多少なりとも観光要素は入れていきたい。

某軽自動車のCMで有名な「ベタ踏み坂」にやってきた。江島大橋というらしい。歩道でゆっくり登ろうと思ったが、自転車は押し歩きでって看板があったので車道を走ることに。

この橋を越えると長かった島根県が終わり、鳥取県に入れる。

多分鳥取第二の都市、米子市には米子鬼太郎空港があるのだが、それと併設する形で自衛隊美保基地もある。ちょうど滑走路の端らへんにある信号で止まってたらC2輸送機がタッチアンドゴー(着陸→離陸を流れでやる)して真上を通過。写真じゃ伝わりにくいが迫力があった。

しばらく走って、鳴り石海岸にやってきた。そこそこ大きい石が敷き詰められている海岸で、波や風が石の隙間に入りこみ、反響することで音が鳴る仕組みらしい。

うわっ、ピンボケしてる…

この日は全区間向かい風で、勝手に風が強いと錯覚していた。だが自転車を降りてみるとそうでもなく、あまり音は聞こえてこなかった。ちょっとは聞こえてきたから、風がすごいともっと鳴るんだろうなと思った。

そこからたらたら漕いでついに鳥取砂丘。中田島砂丘のでかいだけかと思ってたら、まわり土地ごと丘になっていて、鳥取市街を見下ろせるんじゃないかってくらいのとこにある。

 

ほんのちょっとだけ、ラクダに乗る例のあれをやってみたかったが、時間もなかったのでパス。代わりに砂の美術館に行った。砂像彫刻家という、砂遊びを極めたプロが世界中から集まって、砂の彫刻を作っているらしい。入館料は600円と少しするが、中に入ってその砂像の精巧さを見ると入館料にも納得。1年ないくらいの周期でテーマが変わるらしく、この時期は南アジアがテーマ。鳥取に来たのに南アジアに来てる気分になった。というか南アジアに行きたくなった。

これ全部砂削って作ったのほんと凄いよな…

この砂像たちを見て砂丘に満足した気になったので、鳥取市街に戻り、鳥取牛骨ラーメンを食べる。とんこつとはちょっと違う風味でまたよかった。

 

そしてランドリーを回してまたネカフェへ。休息日とか言ってたはずなのに思い返せば走行140km獲得700mという、そんなに休めない一日だった。

part4 完

 

 

 


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